「熊本地震から学び取る物流・ロジスティクスの教訓(1)」(『JILS総研レポート』Vol.2)の公表について

 2016年4月に発生した熊本地震から1年が経過しましたが、この間において、211名もの尊い命が失われました。心から追悼の念を表します。また、近接した場所において、短期間に、震度7以上の揺れを連続して2回記録するという、気象庁の観測史上、初めてのケースとなる未曽有の地震による被害に遭われ、今なお、避難生活を余儀なくされている方々にお見舞い申しあげます。そして、被災地への救援にこれまで尽力されてこられた方々には敬意を表し、その安全をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を祈念いたします。

 JILS総合研究所では、災害時における物流・ロジスティクスの課題を整理し、熊本地震から今後の災害への有効な対応につながる教訓を学び取ることを目的として、熊本地震の発生から緊急支援物資供給体制の構築にかけて、支援物資の受入の拠点及び集積所の状況と課題、支援物資供給のためのトラックの確保と運行の実態と課題等に関して、文献調査とともに、関係機関にヒアリング調査を実施しました。

 「JILS総研レポート」では、Vol.2及びVol.3の2回にわたって、これらの調査結果を報告するとともに、熊本地震から導き出された教訓を踏まえて、今後の対策案を提案します。

 「JILS総研レポート」(Vol.2)は、JILS機関誌『LOGISTICS SYSTEMS』第26巻第2号(2017年4月28日刊行)に掲載しておりますが、同日より、弊会のホームページにおいても、次のとおり、公表させていただきます。

 皆様におかれましては、弊会機関誌とともに、ご高覧いただけましたら幸甚に存じます。 

 

 「JILS総研レポート」(Vol.2).pdf

 

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