現在、トラックドライバー不足を始めとした物流分野における人手不足の問題は、荷主企業にとって、経営課題として認識され、我が国の経済成長や国民生活において社会問題となっています。この問題を解決するためには、荷主企業と物流企業が連携を深化させ、取引条件の見直しや業務を可視化して、抜本的な改善に取り組むとともに、新たなシステムやビジネスモデルを構築し、業務効率化と環境負荷低減を図る必要があります。
経済産業省は、「次世代物流システム構築事業費補助金」により、新たな物流体系の構築に寄与する取組、省エネルギー効果、二酸化炭素排出量削減効果が見込まれる取組、荷主企業が他の事業者・団体等と連携するモデルとなる取組に対して補助を行いました。また、調査事業では、過年度の研究成果に基づき、貨物輸送部門の省エネ化とドライバーの生産性向上を図ることを目的とした研究を行いました。
今回のシンポジウムでは、「次世代物流システム構築事業費補助金」の一環として、 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が開催するものであり、5件の補助事業とともに、1件の調査事業の成果を発表します。
皆様が企業連携を通じた物流の効率化・高度化に取り組むうえでの一助となれば幸いです。
日 時 : 2017年3月14日(火)
13:30から17:00 ( 開場13:00 )
会 場 : 海運クラブ 2階ホール
(場所はこちらをご参照ください。 http://kaiunclub.org/access.html )
定 員 : 300名
(定員になり次第、受付を終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。)
参加料 : 無料
【プログラム概要】 (※敬省略)
<セッション1 次世代物流システム構築に関する補助事業の成果等の発表>
「需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流プロジェクト」
講師: 本間 基寛(一般財団法人日本気象協会 事業本部 防災ソリューション事業部
商品需要予測プロジェクト プロジェクトマネージャー)
「電子タグを活用したアパレル版IoTの実現によるサプライチェーンの高度化と環境負荷低減」
講師:丸子 淳一(株式会社アダストリア 貿易物流部 部長)
「内陸デポを活用したラウンドユース推進及び次世代物流モデルの創出」
講師:小島 崇(ケービーエスクボタ株式会社 海外グループ 東日本チーム長 兼 筑波配車センター)
「バース予約によるシェアリングプラットフォーム実施報告」
講師:荒瀬 力(シーオス株式会社 第3事業部(物流インフラ) シニアマネージャー)
「IoT技術を活用した物流効率化・省エネシステムの開発と実証」
講師:石井 淳(SGシステム株式会社 システムビジネス事業部
テレマティクスソリューションユニット ユニットマネジャー)
<セッション2 次世代物流システム構築に関する調査事業の成果の発表>
パネルディスカッション 「発着荷主連携で取り組む物流現場の生産性向上策」
パネリスト:荷主連携による共同輸配送の環境整備研究会メンバー
(参加企業名 : 味の素株式会社、花王株式会社、株式会社あらた、三菱食品株式会社 、株式会社日本能率協会総合研究所)
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承ください。
※当日の配付資料のダウンロードはこちらから( web掲載_次世代物流システム構築シンポジウム_配布資料.pdf )からお願いします。
【参加申込み方法】
- 申込み多数により、受付を締め切りました。お申込みいただき、ありがとうございました。
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【お問合せ先】
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会
次世代物流システム構築事業担当
電話番号 :03-3436-3191
電子メール:jisedai@logistics.or.jp