関西ロジスティクス研究会6月度(第2回)報告

関西ロジスティクス研究会の第6回会合として、6月17日(金)北山コンサルティング 北山様よりご講演をいただき

ました。以下、コーディネータの高橋様よりコメントをいただきましたので、掲載をいたします。

関西ロジスティクス研究会【6月17日(金)】高橋主査コメント

 6月17日(金)に、合同会社 北山コンサルティング 北山代表様から「Design For Logistics/包装最適化に

おけるロジスティクスの効率化と品質向上」について、ご講演頂きました。

 北山様は、長くソニー株式会社の包装設計や生産技術部門、更に欧州でもご活躍され、その後は物流部門(本部・

子会社)で物流技術部門の責任者として、物流品質改善・標準化・梱包改善・現場改善などで数多くの実績を残され

ました。

 冒頭にお話の通り、「ビジネス環境の変化」は急激で、後手にならないスピードある改善・品質維持・コスト削減・全体

最適化などを推進する上で、効率的なロジスティクス活動が欠かせないことは理解できるところであります。

 「後追い改善は成果なし」「物流を考える上で、"流し"の最適化(輸送・保管等)は効果に時間要する」や「源流(梱包

設計など)からの最適化は成果大きい」など、目から鱗のお話には、興味と感心するところが多くありました。更に、

「モジュール化・ユニットロード化・ダウンサイジング・軽量化・簡素化」の各施策を、物流の各要素別(入荷・入庫・保管・

出庫・梱包・積込・輸送)に事例を挙げながら、論理的に改善取り組みを紹介頂いたことも、会員皆様に参考となったもの

と思います。

 今回、北山様には日頃のコンサルティング活動で培われた、IEや6シグマなどの改善手法の一端を垣間見せて頂き、

また基本的な改善プロセスと効率的な改善を教わることが出来ましたことに、感謝申し上げる次第です。

参加メンバー皆様にとって、今回ご講演頂きましたテーマが、今後の仕事上での一助とされんことを祈っています。

(文責 高橋 敬次郎 日通総合研究所)

※本研究会にご興味をお持ちの方は下記URLよりアクセスください。

(期の途中からのご参加につきましても、受付いたしております)

http://jils.force.com/ShareDetail?productid=a0R5F00000R9wJ8UAJ

◆高橋 敬次郎 氏

日通総合研究所 調査役(関西駐在)(元シャープ 物流推進センター所長)

JILSアドバイザー