2014年5月アーカイブ

 5月から翌年3月まで月に1度開催いたします関西ロジスティクス研究会の第1回会合を5月23日(金)大阪リバーサイドホテルにて21名の出席者のもと開催をいたしました。今年度より主査(コーディネーター)に日通総合研究所(元シャープ)高橋 敬次郎氏をお迎えし、ロジスティクスを通じ経営課題から現場課題まで参加者の方、講演者、コーディネータの3者より自由闊達に意見交換をいたします。今年1年、本研究会開催後に高橋様よりコメントをいただきホームページに掲載をいたしますので、是非ご参考にいただければ幸いでございます。

関西ロジスティクス研究会【5月23日(金)】高橋主査コメント
 本年から、当研究会の主査(コーディネーター)を引き受けることになりました。これまでの主査の方に劣ることなく、意義のある会合となりますよう、頑張っていく所存です。
 
5月23日(金)スタートの今回は、参加者皆さんから、それぞれ自己紹介をいただきました。参加者皆さんからは「今の仕事をさらに高めたい、人とのつながりを深めたい」などの参加の意気込みも聞かせてもらい、改めて当会の重みを認識した次第です。
  
 家電業界が時代の変遷を経て変貌し、これに付随して、家電物流も国内成熟化と過当競争化の一方、グローバル化・ネットワーク化してきている事実があります。勿論、家電物流に限らず、あらゆる産業における物流が新しい波を受けていることは否めません。物流現場からスタッフ部門まで、この変貌とその対処策をいち早くとらえ、自社に活かしていく取り組みが益々必要になっています。

 「'INPUT'なければ、'OUTPUT'なし」で、今こそ'知識'を蓄えて、'知恵'を出していかねばなりません。当研究会を通じて、実りある知識と知恵を発揮できるよう、これから参加者皆さんとともに歩んで行きたいと思っています。
(文責 高橋 敬次郎、 日通総合研究所)

※本研究会にご興味をお持ちの方は下記URLよりアクセスください。
(期の途中からのご参加につきましても、受付いたしております)
http://jils.force.com/ShareDetail?productid=a0R1000000AXbQSEA1

◆高橋 敬次郎 氏
日通総合研究所 調査役(関西駐在)(元シャープ 物流推進センター所長)
JILSアドバイザー
(略歴)
1972年シャープ入社。経営企画室 副参事、人事部本部 組織効率化プロジェクトチーフ、
国内営業本部 物流企画推進部長、物流推進センター所長歴任し、2011年シャープを退職。
2011年9月より、日通総合研究所 調査役(関西駐在)として現在に至る。また、2012年9月より 日本ロジスティクスシステム協会JILSアドバイザーとして物流、ロジスティクスの普及活動に取り組む。 2014年度より、ロジスティクス研究会主査に就任。

 当会では、平成25年度経済産業省 省エネ型ロジスティクス等推進事業費補助金を受け、「RFID情報の標準化による物流の効率化調査」および「物流情報システムの連携、物流情報の可視化による物流の効率化調査」を実施しました。

 当該調査の成果物の一環としまして、以下の二つの文書を作成しましたので、お知らせいたします。

 RFIDの活用を検討されている荷主企業等でご活用いただければ幸いです。

 

●RFIDの正しい使い方ガイドライン

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●これからのグローバルロジスティクスシステムのあり方

共用ダウンロードボタン

 

 

※いずれも、平成25年度の調査成果物を元に、公開を前提として当会にて修正・加筆を加えています。調査成果物と同一ではありませんのでご了承ください。

 

【担当】 JILS総研

「平成26年度次世代物流システム構築事業」に係る補助事業者の公募について

 

 このたび、公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会は経済産業省により公募された「平成26年度次世代物流システム構築事業」の執行団体として採択されました。

 そこで、「次世代物流システム構築事業」を実施する補助事業者を公募により選定することといたしました。応募される方は、以下の公募要領(詳細は、公募要領及び交付規定をご覧ください)に従い、応募書類を当協会まで提出してください。

 

 

公 募 要 領

 

1.件名

 次世代物流システム構築事業

 

2.背景と目的

 東日本大震災以降、省エネルギー対策の抜本的強化が必要となる中で、我が国の最終エネルギー消費量の約2割を占める運輸部門の省エネルギー対策を進めることが重要視されています。

 本事業は、従前の施策だけでは十分に省エネルギー対策を図ることができない物流分野等について、効率化・省エネルギー化に向けた先行事業を行い、その成果の展開により抜本的省エネルギー対策を進めることを目的とします。

 

3.補助対象事業

 事業目的を達成するため、本事業では以下の要件を満たす事業を行う者に補助金を交付します。

(1) 新たな物流体系の構築に寄与する取組

(2) 省エネルギー効果、二酸化炭素排出量削減効果が見込まれる取組

(3) 他の荷主企業・物流事業者・団体等と連携する取組

 

4. 想定しているテーマ(例示)

 公募する事業のテーマとして想定しているものを以下に例示します。

(1) コンテナの空輸送を削減するため、輸入用として使用した海上コンテナを内陸で空にした後に、港に回送せずに近隣の事業者が輸出用として使用(ラウンドユース)する取組

(2) 共同輸配送を促進するため、電子タグのフォーマット体系の統一を図り、共同輸配送時の情報識別を容易にする取組

(3) 物流業務の自動化と拠点集約に資する物流設備の導入により、商慣行の改善と併せて、荷主における抜本的な物流効率化を図る取組

(4) その他(事業の目的を達成することが期待されるテーマ)

 

5.補助事業者

 補助事業者は、法人格を有している民間企業等で次の要件を満たすことが必要です。

(1) 物流業務の効率化推進に向けた方策及び物流分野の省エネルギーに関する技術に精通しており、かつ、補助事業の遂行に必要な組織、能力、知識を有していること。

(2) 当該補助事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分な管理能力を有していること。

(3) 協会が当該補助事業を推進する上で必要とする措置を、適切に遂行できる体制を有していること。

 

6.補助対象経費

  補助対象経費の内容は以下のとおりです。

区 分

内 容

事業費

新たな物流体系の構築により省エネルギー化に寄与する先行的な取組の実施に必要な機械装置、設備、情報システム等の設計、導入、製造、据付等に要する経費

 

※直接経費として計上できない経費:

・建物等建設に要する経費

・事業内容に照らし当然備えておくべき備品等(机、椅子、書棚等什器類、事務作業のみに供するための機器等)

・事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費

・その他事業に関係ない経費

 

7.補助率及び補助金限度額

 補助率は補助対象経費の1/2以内とし、補助金は1億9千2百万円を上限とします。

 

8.事業期間

 事業期間は、以下のとおりとします。

 事業開始日:公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会による交付決定日

 事業完了日:平成27年2月27日(金)を最終期限とする

 

9.公募期間及び説明会の日程

1)公募期間

 平成26年5月23日(金)から平成26年6月13日(金)

※応募書類は、公募期間最終日の17:00までに必着のこと

※応募書類は、郵送(書留)等配送状況が確認できる手段で送付すること

(直接、持参は不可)

2)公募説明会

  日時:平成26年5月29日(木) 16時から17時

  場所:公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 会議室

 説明会への参加を希望する方は、問い合わせ先のメールアドレスへ、5月28日(水)15時までにご連絡ください。連絡の際は、「会社名」「出席者の氏名(ふりがな)」「所属(部署名)」「電話番号」「FAX番号」「E-mailアドレス」を明記願います。なお、会場の都合により、説明会への出席につきましては、一事業者2名まででお願い致します。また、公募説明会への出席は、申請するための条件ではありません。

 

【関連書類を以下からダウンロードのうえ、ご確認ください】

 

公募要領(pdfファイル)

交付規定(pdfファイル)

交付規定(様式、wordファイル)

 

 

問い合わせ先・応募書類送付先】

公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 次世代物流システム構築事業担当 宛

〒105-0022 東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3階

TEL:03-3436-3191 FAX:03-3436-3190

E-mail:jisedai@logistics.or.jp

URL:http://www.logistics.or.jp/

 

 

以 上

 

「平成26年度次世代物流システム構築事業費補助金」に係る企画競争募集について

 

 このたび、公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会は経済産業省により公募された「平成26年度次世代物流システム構築事業費補助金」に係る補助事業者として採択されました。

そこで、「次世代物流システム構築に関する調査事業」の委託先を公募いたしますので、応募される方は、以下の公募要領(詳細は、添付公募要領をご覧ください)に従い、応募書類を当協会まで提出してください。

 

 

公 募 要 領

 

1.件名

次世代物流システム構築に関する調査事業

 

2.背景と目的

東日本大震災以降、省エネルギー対策の抜本的強化が必要となる中で、我が国の最終エネルギー消費量の約2割を占める運輸部門の省エネルギー対策を進めることが重要視されています。

本事業は、従前の施策だけでは十分に省エネルギー対策を図ることができない物流分野等について、効率化・省エネルギー化に向けた課題、事例等に関する調査を実施し、課題等の調査・研究、分析を行うことを目的とします。

 

3.調査テーマ

本事業では下記のテーマを想定し、委託先を公募により選定いたします。

1)コンテナラウンドユースの推進に向けた調査研究

2)アジア新興国進出企業の物流・調達の最適化に伴う障壁等調査

3)消費財流通事業者における物流効率化に向けた課題と今後の対応策に関する調査研究

4)荷主連携による共同物流の調査研究

 

4.公募期間及び説明会の日程

1)公募期間

平成26年5月16日(金)から平成26年5月30日(金)17時00分まで(必着)

2)説明会の日程

(1) 開催日時

平成26年5月22日(木)16時から17時

(2) 会 場

公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 会議室

東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3階

説明会への参加を希望する方は、「5.問い合わせ先・応募書類送付先」のメールアドレスへ、5月21日(水)15時までにご連絡ください。連絡の際は、メールの件名(題名)を必ず「次世代物流システム調査説明会出席登録」とし、本文に「所属組織名」「出席者の氏名(ふりがな)」「所属(部署名)」「電話番号」「FAX番号」「E-mailアドレス」を明記願います。

なお、会場の都合により、説明会への出席につきましては、応募単位毎に2名まででお願いいたします。説明会の会場につきましては、ご登録頂きました、「E-mailアドレス」までご連絡いたします。また、出席者多数の場合は説明会を複数回に分け、時間を調整させて頂くことがありますので、予めご了承ください。

  ※委託公募にエントリーされる企業は、必ず説明会に参加してください。

  ※説明会への参加が困難な企業は、事前にご相談ください。

 

 【公募要領は以下からダウンロードしてください】

 01_公募要領(調査事業)_平成26年度次世代物流システム構築事業.docx

 

 

5.問い合わせ先・応募書類送付先

公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 次世代物流システム構築に関する調査事業担当 宛

〒105-0022 東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3階

TEL:03-3436-3191 FAX:03-3436-3190

E-mail:jisedai@logistics.or.jp

URL:http://www.logistics.or.jp/

 

 

以 上

 

 4月末に「2013年度物流コスト調査」の結果を公表させていただきました。

 

 本記事はその続きです。

 

 物流コスト調査では、各企業(荷主企業)におけるコスト削減策の実施状況についても調査しています。

 

 コスト削減策の選択肢の中から、各社が実施したコスト削減策、その中で効果のあった削減策等についてご回答いただいています。

 

 実施している削減策を見ると(下図)、

   1位 積載率の向上

   2位 在庫削減

   3位 物流拠点の見直し(廃止・統合・新設)

   4位 保管の効率化

   5位 輸配送経路の見直し

 

などが上位に来ています。

 

 

2013cost_reduction1.gif

 

 一般的に景気の後退期には、人員削減や拠点の統合化等によるコスト削減や、単価(料率)の見直しに関わる削減策が増加する傾向にあります。

 

 2013年度は輸送単価等が上昇傾向にありますので、単価の見直しに関わる取り組みは少なくなっていますが、人員削減等は比較的高い水準にあります。

 

 また、拠点の見直しも比較的高い水準を維持しています。

 

 輸送単価等の上昇に対して、各社が物流システム・物流ネットワークの見直しを進めている状況が伺えます。

 

以上

 


なお、調査結果は以下の研究会(東京、大阪、名古屋、福岡にて開催)にて詳しくご紹介いたします。

 

研究会ご案内】

  http://jils.force.com/StudyDetail?productid=a0R1000000BEtsOEAT

 

 

【概要版ダウンロード】

 

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(JILS総研)