第45期ロジスティクス基礎講座 講義のご紹介と結果報告

45期ロジスティクス基礎講座が10月8―9日、111213日の4日間、フォーラムエイト(東京都渋谷区)で開催されました。

本講座の最後の講義は「ロジスティクスの課題と展望」と題し、株式会社ロジクロス・コミュニケーション CS.レプレゼンタティブで、本講座の専門委員でもある飯田 正幸氏より講義が行われました。

講義の冒頭、飯田氏より、「我々を取り巻く社会環境は日々変化しており、それに応じて物流・ロジスティクスを構築していくことが求められている。本日は、現在、我が国が直面している事項について、受講者の皆様と対話をしながら講義を進めていきたい」と、本講義のねらいについて説明がなされた後、人口減少、グローバル化、資源の有限性、地球環境問題、アウトソーシングの進行など、我が国を取り巻く様々な問題とそれらに対応するためのロジスティクスのあるべき姿等について、講義が行われました。

また、講義の最後に、飯田氏より、「(1)日々発生している社会的現象について、その背景・原因・本質を探ること、(2)その原因や本質がどのように自社に影響を与えるか考えること、(3)この影響に対する対策を考えること、の癖を身につけて、社会環境に対応できる、真のロジスティクススペシャリストを目指してほしい」と受講者への激励の言葉で締めくくられました。

講義に引き続き、終講式が開催されました。第45期では66名の方が修了され、累計修了者は2,774名となりました。

 なお、次回のロジスティクス基礎講座は、2014年2月に第46期の福岡開催となります。山口県や九州地域で物流・ロジスティクスに関わられている皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

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<講義会場風景>