「在庫適正化実践セミナー」を2014年2月21日(金)にJILS本部事務所(東京都港区)にて、16名の出席のもと開催いたしました。
午前中は、マネジメント・プロセス・コンサルティング株式会社 コンサルタント 太田 達也氏より、荷主企業における在庫のあり方、並びに在庫適正化に向けた基準の設定と適正基準を維持するためのポイントについての講義がなされました。
午後からは、同社 コンサルタント 梅村 康一氏の指導のもと、社長特命のタスクフォースチームメンバーとして、在庫・出荷に関するデータ等に基づく現状分析、問題分析と改善案立案を行うケーススタディにグループ演習形式で取り組みました。特に、トータルの在庫日数を基準以下におさえつつ、各セグメント別の目標在庫日数を設定する部分では、各グループとも、ノートパソコンの表計算ソフトを用いて、数値を微調整しながら、検討する様子がうかがえました。
太田、梅村両講師からは、「『なぜこの在庫量が必要なのか』や『この在庫量が多いのか、少ないのか』ということを論理的に説明できるようにしておくことが重要。そのための1つのポイントはセグメント化である。現在、自社でどのようなセグメント化がなされているのかを調べてみる等、会社に戻られてから、何らかのアクションに結び付けてほしい」と参加者への期待の言葉で締めくくられました。
<講義の様子>
<グループ討議の様子>
なお、本セミナーは、次回は2015年2月頃の開催を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。
今後、開催予定のセミナーはこちらをご参照ください