「在庫適正化実践セミナー」(大阪)開催のご報告

「在庫適正化実践セミナー」を2015年11月12日(木)に大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)にて、22名の出席のもと開催いたしました。

午前中は、株式会社MPCi 代表取締役 主席コンサルタント 太田 達也氏より、荷主企業における在庫のあり方や、在庫適正化に向けた基準の設定と適正基準を維持するためのポイントについての講義がなされ、在庫適正化へのアプローチとしてPSI計画のご紹介等をいただきました。

午後からは、マネジメント・プロセス・コンサルティング株式会社 コンサルタント 梅村 康一氏の指導のもと、社長特命のタスクフォースチームメンバーとして、在庫・出荷に関するデータ等に基づく現状分析、問題分析と改善案立案を行うケーススタディにグループ演習形式で取り組みました。特に、トータルの在庫日数を基準以下におさえつつ、各セグメント別の目標在庫日数を設定する部分では、各グループとも、ノートパソコンの表計算ソフトを用いて、活発に意見交換、議論されている様子がうかがえました。
また、検討された内容は「経営会議」(グループ発表)の場において、各グループにご発表をいただきました。

太田、梅村両講師からは、「在庫そのものは悪ではなく、役割を果たしている在庫は理論的に説明がつくもの。役割以上の在庫が悪(ムダ)であり、その適正化に向けては適正な在庫基準を設定し、そのレベルを維持しなければならない。そのための1つのポイントはセグメント化である。現在、自社でどのようなセグメント化がなされているのかを調べてみる等、会社に戻られてから、何らかのアクションに結び付けてほしい」と参加者への期待の言葉で締めくくられました。

【参加者の声】
・社内研修とはちがい、異業種との方々とグループワークができ刺激になった。在庫の考え方についても整理できがスッキリした。
・在庫適正化するためにも製造・販売・物流が一体にならなければならないことを痛感しました。
関連部署集めた生産計画会議の場で、在庫問題について提案したいと思います。

【次回開催のご案内】
次回は2016年3月9日(水)東京にて開催を予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は下記URLをご参照ください。
http://jils.force.com/SeminarDetail?productid=a0R10000004fW7XEAU