関西ロジスティクス研究会12月度(第8回)会合のご報告

関西ロジスティクス研究会12月度(第8回)会合のご報告

 関西ロジスティクス研究会の第8回会合として、12月19日(金)株式会社オンワード樫山 港オペレーションセンター様を訪問いたしました。
 以下、コーディネータの高橋様よりコメントをいただきましたので、掲載をいたします。

関西ロジスティクス研究会【12月19日(金)】高橋主査コメント

 12月19日(金)に「株式会社オンワード樫山 港オペレーションセンター」様へご訪問しました。今年1月に旭区から移転したばかりで、地上4階建て冷暖房完備の素晴らしい環境にある、新設の物流センターです。

 株式会社オンワード樫山様は、アパレル物流・ファッション物流では先駆的な会社で、今は、場内作業は直接雇用のパート従業員様を中心に、また輸配送は子会社のアクロストランスポート様を核にして、物流展開をされておられます。
 場内では、ハンガーレールシステムを活用した効率的な荷扱いをされており、アパレル特有の可動式ハンガーラックや、店舗納品用のオリコンを中心に、年間約500万件近い物量を取り扱いされています。センターには食堂が完備され、またセンター内は清掃が行き届いており作業員の働きやすい環境づくりを意識されている点や営業社員様が倉庫内で商品チェックと納品調整などに積極的に関与されている点に驚かされました。「在庫は悪」とする考え方(返品対応含む)に基づいて、営業・物流側双方が連携をとり、販売促進に力を入れている現場づくりを見ることが出来ました。

 今回は、港オペレーションセンターの出原センター長様が、12月のご多忙な時期に拘らず、場内のご案内や詳細なご説明、またご質問へのオープンな回答までして頂き、本当に有り難く感謝申し上げる次第です。

 本年も残すところ僅かになりましたが、正岡子規の「一年は正月に 一生は今に在り」という有名な俳句の通り、会員皆様が充実した日を過ごすためにも今を大切にされ、新たな目標を持って、新年を迎えられますことを願っています。

(文責 高橋 敬次郎  日通総合研究所)

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