HOME
>
グリーンロジスティクスガイド
> 環境パフォーマンス算定の必要性
環境パフォーマンス算定の必要性
印刷用PDFはこちら
(589KB)
環境パフォーマンスの算定は、環境負荷の低減に直結する活動ではありませんが、以下の理由から、たいへん重要な活動と なります。
@PDCAサイクルを機能させるため
削減活動を単に実行(DO)するだけではなく、実施した施策が計画(PLAN )どおりできているかどうか、検証(CHECK )が必 要となります。その際には、定性的評価だけではなく、定量的な評価が必要となります。(
環境負荷低減のためのPDCAサイクル
参照)
A他部門、他社との対話のため
ロジスティクス分野における環境負荷低減を進めるためには、物流部門だけでの活動では限界があり、他部門や取引先等 の他社との連携が必要となります。連携をすすめるにあたっては、実施しようと考えている施策によってどれだけの環境負荷 低減につながるか、といった改善効果の定量化に基づく対話が不可欠となります。(
取組主体の拡大
参照)
環境パフォーマンス算定の必要性
輸送におけるCO2排出量の算定方法
2006年4月1日に施行された改正省エネ法に準拠したCO2排出量算定式として3つの方法があります。
燃料法
CO2排出量(kg-CO2 )=燃料使用量(l )×二酸化炭素排出係数(kg-CO2/l )
燃費法
CO2排出量(kg-CO2 )=[輸送距離(km)/燃費(km/l )]×二酸化炭素排出係数(kg-CO2/l )
トンキロ法
CO2排出量(kg-CO2 )=[輸送重量(t )×輸送距離(km)]×
二酸化炭素排出原単位(kg-CO2/t・km)
※省エネ法では、エネルギー使用量での報告となります
参考資料
改正省エネ法対応ヒント集(Ver.1)(第2期CGL CO2削減推進委員会(2007年3月発行))
ロジスティクス分野におけるCO2排出量算定方法共同ガイドライン(Ver2.0)(経済産業省、国土交通省)
荷主.com(財団法人省エネルギーセンター)
PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerは左のアイコンをクリックすると無料でダウンロードできます。