荷動きがなく山積みされた商品、返品された大量の商品
を入れたカゴ車、商品寸法のわずか数センチの差でもう1箱積み込めないトラック…、皆様の会社の物
流センター等でこのような光景を見かけることはありませんか?
物流部門自らが行った業務が原因で発生する場合もありますが、調達、企画・設計、生
産、営業部門等の他部門や他社が行った業務の影響が、物流部門で現れるケースも多い
のではないでしょうか。しかも、一番最初に物流部門に影響が及ぶケースや、物流部門のみに影響が出る
ケースも存在します。
では、我々物流部門は、「自部門ではどうすることもできない」といって、それらを放置し
ておいてよいのでしょうか。そうではありません。我々物流部門では、通常と違う事象
や非効率な事項に気づいた場合、できるだけ早く該当部門へそれらを発信することが
必要です。物流部門は、言わば、“センサー”としての役割が求められているのです。
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