地球温暖化問題は、地球規模で確実に進行しており、
異常高温の発生、強い熱帯低気圧の発生や大雨の発生頻度の増加、海面上昇等様々な影響が出てきております。
このような状況の中、2008年は、京都議定書の第一約束期間の開始とともに、
7月に開催されるG8北海道洞爺湖サミットにおいて「2050年までに温室効果ガス排出量を少なくとも
半減させることが検討される」等、地球温暖化問題対応に向けて節目の年と考えられます。
また、経済社会活動に伴い発生する廃棄物量の増大が進む中、天然資源の枯渇等が
顕在化しつつあり、今後世界共通の問題となることが想定されます。
このような地球温暖化や廃棄物等の環境問題に対し、我々、物流・ロジスティクスに携わる企業についても、
積極的な取り組みが求められております。しかしながら、環境対応に取り組んでいる企業の数は
まだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。
そこで、ロジスティクス環境会議(Conference on Green Logistics in Japan : CGL)では、
これから環境対応を始めようと考えている企業や、取引先との連携による環境対応を推進したいと考えて
いる企業を主な対象として、活動のきっかけやヒントとなる情報を紹介するガイドを作成いたしました。
このガイドをご活用いただき、1社でも多くの方が、環境負荷低減活動に取り組んでいただけることを祈念しております。 |