公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会オフィシャルサイトへ
関連法規 関連リンク 関連リンク
グリーン物流パートナーシップ

ロジスティクス・グランドデザイン ロジスティクス環境宣言 環境負荷低減活動支援ツール グリーンロジスティクスチェックリスト 省エネ法(輸送に係る措置)に関する情報 ロジスティクス環境会議(2003〜2009)とは ロジスティクス環境会議の活動実績 ロジスティクス環境会議設立以前の取り組み 事務局からのお知らせ

HOME > グリーンロジスティクスガイド > 環境負荷低減施策の紹介

グリーンロジスティクスガイド

環境負荷低減施策の紹介

印刷用PDFはこちら (505KB)

  地球温暖化及び廃棄物の問題に対応するため、物流・ロジスティクス部門としてどのようなことができるのでしょうか。 ここでは、代表的な施策及び実施主体を目的別に示します。


省エネ・CO2削減

燃費・CO2排出原単位改善

主な施策 実施主体
物流部門単独で実施できること 他部門/取引先等の他社との
連携により実施すべきこと
エコ
ドライブ
の推進
  • エコドライブの意識付け、ドライバー教育・
     実践(事例@
  • EMS機器等の利用
  • 継続的活動に向けた工夫
     (表彰・報奨等の実施等)
  • 無理な走行依頼の削減
     ( 受注締め時間から生産、出荷に至るスケジュ
     ール遅延の削減等)
  • 入出荷に起因する待ち時間削減
  • 入出荷バースの整備、待機所、待合室の設置
     等
  • ハード
    対応
  • クリーンエネルギー自動車(低公害車)導入
  • 燃費改善につながる機器導入(エコタイヤ、
     導風板等)
  • アイドリングストップに寄与する機器導入
     ( 蓄熱ヒーター、蓄冷クーラー等)
  •  
    モーダルシフト
    の推進
  • 鉄道コンテナ輸送枠の確保
  • 輸送品質、リードタイム等の確保
  • 輸送効率維持・向上に向けた対応策検討
     ( 31ftコンテナ、背高コンテナ等の活用、積付
     方法見直し等)
  • リードタイムの見直し(事例B
  • 帰り荷の確保


  • 走行距離削減

    主な施策 実施主体
    物流部門単独で実施できること 他部門/取引先等の他社との
    連携により実施すべきこと
    拠点配置の見直し
  • 輸送距離等を考慮に入れた拠点配置の検討、
     見直し
  • 物流を加味した生産拠点配置の検討
  • 共同化
  • 輸送計画の見直し
  • 輸送計画(輸送ルート含む)の適時見直しに
     よる車両台数削減、適正車種選択
  • 共同化(事例C
  • リードタイムの見直し(事例D
  • 時間指定の見直し
  • 輸送回数の削減
  • 物流部門起因の輸送ロス削減(誤出荷、緊急
     出荷、配送ミス、持ち戻り返品、横持ちの削減等
  • 車両大型化の検討(事例A
  • 生産、販売部門/他社起因の輸送ロス削減
     ( 受注締め時間の厳守、緊急出荷、生産遅延
     の削減、納品限度基準の 見直し、拠点ごとの
     在庫バランスの最適化等)
  • ロットの適正化


  • 積載率向上

    主な施策 実施主体
    物流部門単独で実施できること 他部門/取引先等の他社との
    連携により実施すべきこと
    物流単位と発注単位の整合化
  • 物流単位の見直し
  • 物流単位の把握及び物流単位と整合性を
     持たせた販売/発注
     ( 納品条件、受発注ロットの適正化等)
  • 積載数増のための工夫
  • 多段積みの実施、段積冶具の開発
  • 包装資材の強度向上(注)
  • 物流単位を考慮した商品設計(事例E


  • 資源循環・廃棄物削減

    リデュース

    主な施策 実施主体
    物流部門単独で実施できること 他部門/取引先等の他社との
    連携により実施すべきこと
    包装資材の削減
  • 包装資材の薄肉化、軽量化(注)の検討
  • 包装資材レスの検討(通い箱、ハンガー輸送
     等の利用等)
  • 商品そのものの強度の確保
  • 包装資材レスへの協力
  • 不動・不良在庫の削減
  • 生販バランスの最適化
     ( 販売量に応じた出荷、需要予測の精度アップ等)
  • 在庫管理ミスの削減
  • 生販バランスの最適化(販売量に応じた生産、
     部材調達等)
  • (賞味期限等を考慮し)段階ごとの消化策検討
  • 商品改訂の適正化
  • 返品の削減


  • リユース・リサイクル

    主な施策 実施主体
    物流部門単独で実施できること 他部門/取引先等の他社との
    連携により実施すべきこと
    回収品の再利用
  • 効率的な回収の実施(事例F
  • 回収品質の向上
  • 回収を考慮した部材、材料選定及び商品設計
     (回収・分解の容易性の 確保等)
  • 設計、試作、生産での回収品・部材の再利用
  • 回収への協力


  • 凡例

    主に輸送に関わる施策
    主に包装に関わる施策
    その他の施策

    注 「 強度向上」、「薄肉化、軽量化」を単独で実施するのではなく、 最適なバランスを図ることが必要となります。

    用語解説


    Adobe Readerのダウンロードはこちらから PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です。
    Adobe Readerは左のアイコンをクリックすると無料でダウンロードできます。
     
    ページトップへ