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 「第2期ロジスティクス環境会議」 閉会にあたって

第2期ロジスティクス環境会議 閉会にあたって


三村 明夫

第2期ロジスティクス環境会議 議長
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 会長
(新日本製鐵株式会社 代表取締役社長)

   

 第2期ロジスティクス環境会議は、2006年8月2日の第1回本会議より活動を開始し、2008年3月11日の第3回本会議をもって、第2期の活動を終了いたします。
  「循環型社会を実現するロジスティクスの構築」というグランドデザインの達成に向けて、「ロジスティクス環境宣言」の実践に必要な様々な活動を進めていただいた各委員会の委員長、研究会の幹事をはじめ、メンバーの皆様のご尽力に深く感謝申しあげます。
  現在、最も深刻な環境問題の一つとして、「地球温暖化問題」があげられます。このまま二酸化炭素等の温室効果ガスが増加すると、異常気象の増加、生態系の危機等、様々な影響が地球規模で生じることが想定されます。この危機を回避するための第1歩として、本年より第1約束期間開始となりました京都議定書の国際公約遵守が重要となりますが、我が国における温室効果ガス排出量は、2006年度速報値で13億4,100万トンと、基準年比6.4%増加している状況となっており、二酸化炭素排出量の約2割を占める運輸分野としても、より一層の取り組みが必要だと考えます。
  企業がロジスティクス分野において、環境対応を進める際には、製品ライフサイクルの視点でサプライチェーンとリバースチェーンを最適化するロジスティクスの構築が不可欠であります。それを実現するためには、荷主企業と物流企業、あるいは発荷主企業と着荷主企業の連携による、横断的な取り組みが求められます。
  その意味で、業種、業界を越えた多数の方々にご参画いただいた環境会議において、二酸化炭素を中心とする環境負荷の低減に向けた検討を重ねたことは、たいへん意義のあることであります。
  環境会議のメンバーの皆様におかれましては、自社における取り組みに今回の成果を積極的にご活用いただければ幸いです。
  また、今後とも、この環境会議を通して、産業界、学界、行政、関連団体等の方々と目標、課題を共有し、連携を深めながら、循環型社会を実現するロジスティクスの構築に向けた活動を推進していただければ幸いです。

 

2008年3月11日
第2期ロジスティクス環境会議
議長 三村 明夫
(公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 会長) 




 
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