長距離越境大気汚染条約  Convention on Long-rage Transboundary Air Pollution


  1979年に国連欧州経済委員会(UNECE)で採択され、1983年に発効された枠組条約。
 加盟各国に対し大気汚染防止に関する政策を求めるとともに、硫黄などの排出防止策、酸性雨の研究、モニタリングの実施、国際協力、情報交換の推進などについて規定している。
 この条約に基づき1985年にはヘルシンキ議定書により硫黄酸化物の排出量の削減、1988年にはソフィア議定書により窒素酸化物の排出の削減など具体的措置が実施されている。

 


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