ライフサイクル・アセスメント(LCA)


  製品が製造→使用→廃棄または再利用されるまで、全ての段階における環境への影響を総合的に評価する方法。評価尺度には、投入するエネルギー量、材料の使用量、排出される二酸化炭素量などが使われる。

 たとえば、消費段階では二酸化炭素の発生する量が少ない製品でも、生産や廃棄段階まで合わせると無視できない製品もあり、同じ機能を持つ2社の製品を比べたり、旧型製品と新型製品の環境への負荷を比べたりするのに役立つ。

 欧米諸国などへ製品を輸出するに当たり、LCAによる評価が求められるケースが増えてきつつあり、日本企業の中でも、LCAを本格的に導入する企業が増えている。

 


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