トレーサビリティ   Traceability

 主に製品の原料から製造工程、検査工程を経て、物流により特約店、小売、最終消費者までの製品の流れを追跡する仕組み。
 最終製品から翻って原料を特定する場合と、製品が最終消費者まで到達するまでの加工工程・流通工程を特定する2つの見方がある。
その目的は、
  (1) 食品事故の際の原因追及の迅速化、回収の限定化
  (2) 取引先、消費者への情報提供を踏まえた信頼の獲得
であり、製品の安全・安心に関する企業の積極性を示し、取引先や消費者の信頼を獲得する手段となる。
 最近はICタグを使用して、野菜の流通経路を追跡する実験なども行われているが、主流になっているのはバーコードラベルを使ったシステムである。

 

 

 


 

 


 


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