コンパクトシティ

  コンパクトシティ政策とは持続可能な都市の空間形態として提起され、欧州で推進されてきた都市政策モデルである。
  オランダではトラックなどの輸送量の増加に合わせて都市を拡大していくのではなく、都市をコンパクトに活用することによって交通量を最小化する方向が模索されていった。
  オランダは国土の多くが埋め立てられており、ニュータウンなどの計画的な都市づくりが早くから根づいていた。また地盤が低いということから地球温暖化への国民的な関心も高い。
  コンパクトシティ政策に物流政策を有機的に組合せ、物流インフラを効果的に各都市にリンクさせていったことでオランダの物流拠点の整備状況は欧州随一といえるものにまでなっている。

 

 


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