環境報告書ガイドライン

  環境報告書の作成はあくまでも企業の自発的な行為であるが、作り手、読み手の便宜をはかって幾つかのガイドラインが公開されている。
  ガイドラインの世界的な先駆例としては米国のNPO・CERES(環境に責任を持つ経済を目指す連合、1989年)やIBMなど欧米大手企業10社によるPERI(公表環境報告イニシアチブ、1993年)によるものが知られている。
  わが国では、環境省が2001年2月に『環境報告書ガイドライン(2000年度版)』を公表し、以降、環境省『事業者の環境パフォーマンス指標(2000年度版)(2002年度版)』、経済産業省『ステークホルダー重視による環境レポーティングガイドライン2001』、環境省『環境報告書ガイドライン(2003年度版)』が公表されている。
  また、2002年には環境省によって「環境報告書データベース」も構築されていて、環境報告書の質的・量的向上を誘導している。

 

 


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