物流コスト調査【物流コストの算定/基準値/物流コスト削減策】 

物流コストの管理および削減は、企業の物流担当者にとって永続的な課題と言えますが、一般に公表されている物流コストのデータの多くは、有価証券報告書等に基づく断片的なデータに留まっており、ベンチマーク等に利用するには不十分であるといった問題があります。そのため、JILSでは毎年荷主企業を対象に「物流コスト調査」を行い、各社の詳細な物流コストを把握しています。

調査結果は報告書として公表され、対売上高物流コスト比率の推移、荷主企業の物流コストの業種別動向、日本全体のマクロ物流コストなどを公表しています。これにより、わが国の物流コストに関する総合的なデータを継続的に集積しています。

なお、物流コストとは、物流に起因して(関連して)発生するコストです。

    <メニュー>
  1. 2016年度物流コスト調査アンケート票電子媒体はこちらから!
  2. 物流コストの算定方法
  3. これまでの調査結果
    ・2015年版<最新>  ・2014年版  ・2013年度  ・2012年度  ・2011年度  ・2010年度  ・2009年度  ・2008年度  ・2007年度  ・2006年度  ・2005年度
  4. 調査報告書の販売
  5.  ・各年度の詳細版報告書は、書店等で販売しています。
      詳細はこちらのページをご参照ください。
  6. 研究会・セミナー
  7. ・調査結果については、毎年6~7月頃に、JILS公開制研究会にて発表します。
     詳しくは、 研究会の一覧ページからご確認ください。
問い合わせ先
(公益)日本ロジスティクスシステム協会
JILS総合研究所 
メール:souken@logistics.or.jp

物流コストの算定方法

物流は、調達部門、生産部門、販売部門などさまざまな部門で発生しています。このような物流の特徴から、会社全体としての管理が十分でなく、部分最適による非効率が生じているケースが少なくないと考えられます。そこで、会社全体の物流コストを網羅的に把握することで、部門間の連携不足から来る非効率を明らかにし、物流の全体最適化による効率化を促すことができるといえます。

たとえば、梱包サイズの最適化を通じて輸送コストを削減するケースを考えます。一般的に梱包コストは生産部門、輸送コストは物流部門が管理するケースが多いため、生産部門は梱包コストを最小化するインセンティブが働きます。しかし、梱包コストは輸送コストよりもずっと小さいのが一般的であり、梱包コストが多少、増加したとしても、梱包の最適化を通じて輸送費(および保管費)を最小化することを目指すべきであるといえます。

このような効率化のインセンティブを働かせるためには、物流コストを部門ごとではなく、社内横断的に把握し、集計することが必要であると考えられます。

このように、物流コスは幅広く把握することが必要であり、「配送費」「保管料」「梱包料」といった「支払物流費」はもちろんのこと、自家輸送費、物流に関する社内の人件費なども把握することが必要といえます。

本調査は、通商産業省(現・経済産業省)が定めた「物流コスト算定活用マニュアル」に基づき、「輸送」「保管」「包装」「荷役」「物流管理」といった機能別の分類を「タテ軸」にとり、「支払物流費「自家物流費」といった支払形態別の分類を「ヨコ軸」にとったマトリクス形式の調査票(集計フォーマット)を採用し、会社全体の物流コストを幅広く記入していただいています。

物流コスト調査票(集計フォーマット) クリックで拡大
物流コスト調査票(集計フォーマット)

 

物流コスト調査報告書の販売

各年度の物流コスト調査結果をまとめた報告書を販売しております。

報告書には、対売上高物流コスト比率の推移、荷主企業の物流コストの業種別動向、日本全体のマクロ物流コストなどのデータを掲載しており、このデータは、荷主企業における物流コストの基準値として利用されているほか、行政機関における施策検討の基礎資料、学術分野における基礎資料等として幅広く利用されています。
報告書の販売のご案内は、書籍・DVD一覧ページをご参照ください。
政府刊行物センター、紀伊国屋書店、丸善・ジュンク堂、三省堂(いずれも主要店舗のみ)で販売しております。
※JILS会員の方はページ右上の問合せフォームまたは電話(tel:03-3436-3191)にお問い合わせください。

物流コスト調査報告書の内容(2011年度の例)
※内容・ページ数は年度により多少異なりますので、
詳細は書籍・DVD一覧ページから確認してください。
【第1章 総 論】
  1. 調査の目的
  2. 調査の体制
  3. 調査の経過
  4. 調査の要約
【第2章 ミクロ物流コスト(企業物流コスト)】
  1. 回答企業の構成
  2. 売上高物流コスト比率の実態
  3. 業種小分類別売上高物流コスト比率
  4. 重量あたりの物流コスト
  5. 温度帯別売上高物流コスト比率
  6. リバース物流コスト
【第3章 ミクロ物流コスト等の動向(定性調査)】
  1. 物流コストの動向
  2. 物流サービスレベルの動向
【第4章 マクロ物流コストの推計】
  1. 概要
  2. 推計手順
  3. 推計結果
【第5章 海外の物流コスト(国際比較)】
  1. 海外のミクロ物流コスト
  2. 海外のマクロ物流コスト
【第6章 物流コスト削減策】
  1. 物流コスト削減策の実施状況
  2. 物流コスト削減策の効果
  3. 物流コスト削減事例
【資料編】
  1. 2011年度物流コスト実態調査 調査票
  2. ①業種別 物流コスト総額・売上高総額
  3. ②売上高物流コスト比率 ランキング表
  4. ③業種別 物流コスト構成比
  5. ④業界別 物流コスト構成比
表紙
表紙
目次
目次(2010年度版サンプル)
サンプル(09年度版)
サンプル(09年度版)

物流コスト調査/各年度の調査結果

2012年度物流コスト調査/調査結果
2012年度の調査結果につきましては、下記からご参照ください。
   2012年度調査結果公表資料

2011年度物流コスト調査/調査結果

2011年度の物流コスト調査の結果がまとまりました。 調査結果の概要は、以下の概要版をご覧ください(PDFファイルです)。

【PDFダウンロード】
報告書概要版のPDFは右のアイコンよりダウンロードできます。
2010年度物流コスト調査/調査結果

2010年度の物流コスト調査の結果がまとまりました。 調査結果の概要は、以下の概要版をご覧ください(PDFファイルです)。

【PDFダウンロード】
報告書概要版のPDFは右のアイコンよりダウンロードできます。
2009年度物流コスト調査/調査結果

このたび、2009年度の物流コスト調査結果がまとまりました。
調査結果の概要は、以下の概要版をご覧ください(PDFファイルです)。

【PDFダウンロード】
報告書概要版のPDFは右のアイコンよりダウンロードできます。
2008年度物流コスト調査/調査結果

このたび、2008年度の物流コスト調査結果がまとまりました。 2008年度版調査結果の詳細な内容につきましては、JILS「公開制研究会」でご発表するほか、下記の報告書にて公表しています。報告書は、「物流コスト調査」アンケートにご回答いただいた企業には、ご回答いただいた担当者様宛に送付しています。
調査結果の概要は、以下の概要版をご覧ください(PDFファイルです)。

【PDFダウンロード】
報告書概要版のPDFは右のアイコンよりダウンロードできます。
2007年度物流コスト調査/調査結果

『2007年度物流コスト調査』の概要は下記からダウンロードできます(PDFファイル)。

【PDFダウンロード】
報告書概要版のPDFは右のアイコンよりダウンロードできます。
2006年度物流コスト調査/調査結果

このたび、『2006年度物流コスト調査』の結果がまとまりました。
下のグラフは「売上高物流コスト比率」(ミクロコスト)の推移を示しています。これは、回答企業の売上高に占める物流コストの比率を平均したものですので、各社における物流コスト比率のベンチマークとして売上高物流コスト比率は1999年以降低下していましたが、今回の調査では上昇に転じています。コスト上昇の要因としては、「燃料高騰」「人件費や雇用需給の変化」「サービスレベルの上昇」「大量消費から個別消費への変化やBtoBからBtoCへの変化」「法規制やコンプライアンス」などがあると考えられます。

図:売上高物流コスト比較(%)

本調査では各企業の「物流コスト削減策」の実施状況についても調査を行っています。下のグラフは回答企業における物流コスト削減策の実施状況です。このグラフによると、「積載率の向上」「在庫水準の削減」「保管の効率化」「アウトソーシング料金の見直し」といった取り組みを行っている企業が多いことがわかります。

図:実施した物流コスト削減策(全業種)

調査結果の概要は下記からダウンロードできます(PDFファイル)。

【PDFダウンロード】
報告書概要版のPDFは右のアイコンよりダウンロードできます。
2005年度物流コスト調査/結果概要

『2005年度物流コスト調査』の概要は下記からダウンロードできます(PDFファイル)。

【PDFダウンロード】
報告書概要版のPDFは右のアイコンよりダウンロードできます。

研究会・セミナー・企業内研修等

調査結果の概要は、全国4箇所で開催される「テーマ別研究会」でもご発表します。こちらは、JILS会員は参加無料となっております。詳しくは、下記URLからご確認ください。
【URL】http://www.logistics.or.jp/newest/study.html

また、物流コスト管理や物流コスト削減等に関する企業別研修の実施、商工団体における研修の受託実施等も行っております。お気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先
(公益)日本ロジスティクスシステム協会
JILS総合研究所 souken@logistics.or.jp