5月から翌年3月まで月に1度開催いたします関西ロジスティクス研究会の第1回会合を5月23日(金)大阪リバーサイドホテルにて21名の出席者のもと開催をいたしました。今年度より主査(コーディネーター)に日通総合研究所(元シャープ)高橋 敬次郎氏をお迎えし、ロジスティクスを通じ経営課題から現場課題まで参加者の方、講演者、コーディネータの3者より自由闊達に意見交換をいたします。今年1年、本研究会開催後に高橋様よりコメントをいただきホームページに掲載をいたしますので、是非ご参考にいただければ幸いでございます。

関西ロジスティクス研究会【5月23日(金)】高橋主査コメント
 本年から、当研究会の主査(コーディネーター)を引き受けることになりました。これまでの主査の方に劣ることなく、意義のある会合となりますよう、頑張っていく所存です。
 
5月23日(金)スタートの今回は、参加者皆さんから、それぞれ自己紹介をいただきました。参加者皆さんからは「今の仕事をさらに高めたい、人とのつながりを深めたい」などの参加の意気込みも聞かせてもらい、改めて当会の重みを認識した次第です。
  
 家電業界が時代の変遷を経て変貌し、これに付随して、家電物流も国内成熟化と過当競争化の一方、グローバル化・ネットワーク化してきている事実があります。勿論、家電物流に限らず、あらゆる産業における物流が新しい波を受けていることは否めません。物流現場からスタッフ部門まで、この変貌とその対処策をいち早くとらえ、自社に活かしていく取り組みが益々必要になっています。

 「'INPUT'なければ、'OUTPUT'なし」で、今こそ'知識'を蓄えて、'知恵'を出していかねばなりません。当研究会を通じて、実りある知識と知恵を発揮できるよう、これから参加者皆さんとともに歩んで行きたいと思っています。
(文責 高橋 敬次郎、 日通総合研究所)

※本研究会にご興味をお持ちの方は下記URLよりアクセスください。
(期の途中からのご参加につきましても、受付いたしております)
http://jils.force.com/ShareDetail?productid=a0R1000000AXbQSEA1

◆高橋 敬次郎 氏
日通総合研究所 調査役(関西駐在)(元シャープ 物流推進センター所長)
JILSアドバイザー
(略歴)
1972年シャープ入社。経営企画室 副参事、人事部本部 組織効率化プロジェクトチーフ、
国内営業本部 物流企画推進部長、物流推進センター所長歴任し、2011年シャープを退職。
2011年9月より、日通総合研究所 調査役(関西駐在)として現在に至る。また、2012年9月より 日本ロジスティクスシステム協会JILSアドバイザーとして物流、ロジスティクスの普及活動に取り組む。 2014年度より、ロジスティクス研究会主査に就任。

九州ロジスティクス活性化研究会の第8回会合を3月14日(金)にホテルセントラーザ博多にて22名の出席のもとに開催いたしました。

 本年度は年間テーマを「ロジスティクス戦略と物流品質」を年間テーマに活動を行いました。物流品質は各社とも重要管理項目として取り組まれており、PDCAサイクルを廻し日々改善を実施されています。ただし、事例の発表とディスカッションを通じて、物流品質管理の課題としてその管理項目やレベルの判断基準は、各社独自基準や取引先の要請によって設定されており、数多くの企業が現状の管理項目や判断基準が妥当なのか、抜け漏れが無いのかと悩んでいることが明らかになりました。

 また、物流を取り巻く環境は、景気が回復基調に転じたことと消費税増税を目前とした駆け込み需要により物量が増加している中、昨今のドライバー不足と相俟って混乱の極みの状況にあります。昨年末から物流の潮目が変化していると言われ、一部の物流企業では取引先の荷主企業の選別を始めているとも言われております。

 物流は経済活動と国民生活にとって重要な機能であり、社会性の高い活動であります。今後は、荷主企業と物流企業が共に、安全と物流品質管理レベルで評価されるための基準などの仕組みと環境整備が必要不可欠であると再認識しました。

 特に、グローバル化において、日本の物流品質管理を海外に展開するためにも、その技術やシステム移転の方法と品質判断基準の早急な確立が求められていると痛感いたしまた。

 

九州ロジスティクス活性化研究会【3月14日(金)】高田主査コメント

 

 3月14日(金)に開催された本年度最後の九州ロジスティックス活性化研究会では、トヨタ自動車株式会社物流管理部の高松孝行様より、「トヨタのロジスティックスと物流品質管理」というテーマで講演頂きました。

 日本のものづくり企業を代表する同社では、グローバル生産が急速に進んでおり、今や総生産台数約900万台に対し、海外生産が6割を越え増加し続けています。当然ながら、ジャストインタイムに代表される『トヨタ生産方式』を支える高品質のSCMシステムを海外でも機能させなければなりません。

 例えば中国では、日本と同様のKPIを設定して現地関連企業や人材の育成を試みるものの、物流インフラの質が日本に及ばないため予想外の荷崩れが生じたり、軍事関連施設という位置づけのため鉄道輸送の現場をつぶさに調査することができなかったりと、何かと想定外の問題に悩まされることも多いとのことです。

 物流品質向上については、「納期」「コスト」「品質」「環境」の4つの視点でKPIが設定され、PDCAによって日々レベルアップを図ることにより、直近の売上高物流費は3.6%まで低下し、輸送CO2も90年比で32%削減されています。近年では、他社との共同輸送による復荷率向上(空車便が140便/日から120便/日に低下)や、遠隔地輸送の船舶鉄道利用比率の増大(トンキロベースで70%が船舶鉄道輸送)なども進んでいるとのことです。

 ものづくり企業のグローバル化に伴い、国内の物流品質を海外でも実現するためのノウハウ移転活動は、いずれの企業でもこれから益々活発化します。しかし、現地の国民性は様々ですので、日本のやり方がそのまま簡単に海外で実現できるはずもありません。「現地に張り付いて、何度も繰り返して植え付けていくほかない」という高松様の言葉に、地に足をつけた活動の重要性と、それを長い社歴の中で実践し、その結果確立された『トヨタ生産方式』の価値の源泉について改めて気付かされる話でした。

 (文責 高田 仁、九州大学大学院経済学研究院)

 

◆高田 仁 氏

九州ロジスティクス活性化研究会 主査

JILS九州ロジスティクス委員会副委員長

九州大学大学院 経済学研究院 准教授

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大阪府と大阪市は、平成26年3月19日(水)に、大阪ベイエリア現地見学会を開催します。

今回の現地見学会では、大阪市臨海部夢洲の産業・物流ゾーン第1期8.3ヘクタール (平成25年10月事業者決定)に
続く第2期7.5ヘクタールの分譲情報をはじめ、 大阪ベイエリア全体の土地分譲情報、
関西イノベーション国際戦略総合特区における当初5年間地方税ゼロ、次の5年間2分の1といった企業立地にかかる
インセンティブについてご説明します。

その後、夢洲コンテナターミナルの背後にある夢洲産業・物流ゾーンや大型物流施設 の集積する舞洲、
咲洲をバスでご案内し、今後分譲予定の土地区画について実際に ご覧いただくとともに、
売却及びインセンティブの担当者が参加者の皆様のご質問 に直接お答えいたします。

ぜひこの機会をご活用いただき、夢洲・咲洲地区をはじめとする大阪ベイエリアや、
関西イノベーション国際戦略総合特区に関する情報収集にお役立てください。

◆日時:平成26年3月19日(水)14:30-18:30
◆会場:大阪ベイエリア一帯   受付会場:大阪府咲洲庁舎30階会議室
◆プログラム:  
○第1部 セミナー(14:30-15:40)  ・「大阪ベイエリアの土地分譲最新情報」 【大阪市 港湾局 営業推進室】  
                       ・「大阪の企業立地にかかるインセンティブ」 【大阪府 特区・立地推進課】   
                       ・夢洲の第1期分譲地区購入企業によるプレゼンテーション 【山九株式会社】

○第2部 現地見学会(16:00-17:30) ※希望者のみ。  ・バスによる大阪ベイエリアツアー  夢洲・舞洲・咲洲見学

○第3部:交流会(17:30-18:30) ATCビルITM棟12階スカイロビー  ※希望者のみ。参加費:お一人様500円。

◆主催:大阪府・大阪市・一般財団法人大阪国際経済振興センター
◆定員:50名(先着順)
◆申込み:下記URLより行ってください。
www.investosaka.jp/event/form/140319.html
◆締切り:平成26年3月14日(金)
◆問合せ先:  一般財団法人大阪国際経済振興センター 国際部(IBPC大阪) 担当:熊(ユウ)  
          TEL:06-6615-7130 FAX:06-6615-5518? Email:event@investosaka.jp

詳しくは、以下のURLをご覧ください。
www.investosaka.jp/event/2014.html         

http://www.investosaka.jp/event/pdf/140319_pamphlet.pdf
    

『攻めの国際物流は、今』
2月7日(金)13:10より 大阪府立労働センター(エル・おおさか)にて開催
学識者・ジェトロ・民間企業より最新の国際物流事情についてご講演!

多くの荷主企業、物流事業者並びに関連事業者の方々に物流の総合的・一体的推進に一層のご理解を深めて

いただくくことを目的として、「攻めの国際物流は、今」をテーマにした講演会を下記のとおり開催します。

◆ 日時:2014年2月7日(金) 13:10 - 16:35
◆会場:大阪府立労働センター(エル・おおさか)
◆ 定員:500名
◆ 参加料:無料
◆ 講演タイトル及び講師
  『国際物流とコールドチェーン  アジアに拡大するコールドチェーン』
   流通科学大学 商学部教授  森 隆行 氏

 
  『ASEAN・メコン地域の最新物流・通関事情』
   独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
   大阪本部事業推進課(前 本部海外調査部アジア大洋州課)課長代理 小野澤 麻衣 氏

  『鴻池運輸の海外戦略  メコン・ベンガル地域での物流展開 』
   鴻池運輸株式会社 執行役員 海外事業本部副本部長 伊藤 敏明 氏
   鴻池運輸株式会社 国際物流関西支店 開発営業部 課長 宮田 晃宏 氏

◆ 主催

  国土交通省近畿運輸局、同省神戸運輸監理部

  公益財団法人関西交通経済研究センター

  公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会

  近畿倉庫協会連合会、兵庫県倉庫協会

詳細につきましては下記のURLよりご確認ください。

http://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/press/files/1389074175.pdf

みなさまからのご参加おまちしております。

 九州ロジスティクス活性化研究会の第6回会合を12月20日(金)にホテルセントラーザ博多にて25名の出席のもとに開催いたしました。

 物流・ロジスティクスの改革は、生産や仕入部門、営業部門、また納品先である顧客との一体化した価値の共有化が必要不可欠であり、経営幹部や上級管理者の強い意志とヘッドシップが重要となります。

 現状の仕組みは担当部門にとってルーティン化されある種の安心感があります。

 それを変えるということに関しては様々な抵抗が必ず発生し、それを打破する必要があります。

 また、現場改善については改善の目標・目的をオペレーションの担当者に正しく理解してもらい、ボトムアップのアイデアを効果的に実践し、目標達成の喜びを共感できる仕組み仕掛けづくりが必要であり、それをコーディネートできるリーダーの育成が重要となります。

 主査の高田先生の当日の「連続性の中に、不連続の刺激を与えて活性化することが重要」とのコメントは正に改革・改善の原点と思いました。

 

 

九州ロジスティクス活性化研究会

第6回会合【12月20日(金)】高田主査コメント

 12月20日(金)の九州ロジスティックス活性化研究会の第6回研究会は、研究会メンバーであるTOTO(株)物流本部の加藤様より、「TOTOの経営戦略とロジスティックスへの取組み」というテーマで、2012年度「ロジスティックス大賞」の受賞対象となった物流革新活動とその成果についてお話頂くとともに、初の試みとして、事前に提示された「課題」にもとづき、参加者でディスカッションを行いました。

 まず、TOTOの物流革新活動とその成果ですが、同社では2010年から物流革新に取り組み、物流センター出庫作業に従来は1.5日要していたところを、検品場の荷物滞留防止や搬送ラインの撤去などによって、午前中入庫・午後出庫が実現しました。これによって、出庫当日の午前中まで顧客からの注文変更に対応可能となり、施工現場のニーズに柔軟性をもって応える体制を実現しました。その他にも、物流全体のリードタイムの短縮、物流センター内の徹底的なムダスペースの排除と有効活用、荷札差しの改善による15分単位での作業の見える化など、多くの改善に取り組み、物流プロセス総体の革新への取り組みについて、詳細に解説頂きました。

 そのうえで、予めTOTO様より研究会メンバーに提示されていた課題、(1)「中長期的(5〜7年)に物流の現場改善力を高め、継続・強化していくためには」、(2)「少子高齢化社会が進む中で、ロジスティックスにおけるITが果たす役割について」の2点について、メンバー間で活発な意見交換を行いました。特に、物流の現場改善力の向上については、既に多くの物流現場で試みられているものの実現は簡単ではないとの認識が共有されました。それを踏まえて、参加メンバーからは、「現場で合意形成を図りながらまとめあげるタイプのリーダー人材育成の重要性」や「人事異動を活用した"新鮮な目"による現場の改善点の発見」、「少数の自然(じねん)性人材の存在と、周囲へ影響を拡大する"ドラマチックな演出"の有効性」など、多くの有益な意見が提示され、研究会メンバー間での共有が進みました。

 今後も、この研究会メンバーからの課題提示とそれにもとづくディスカッションを行う試みを、年に1〜2度は行いたいと考えています。

(文責 高田 仁、九州大学大学院経済学研究院)

 

◆高田 仁 氏

九州ロジスティクス活性化研究会 主査

JILS九州ロジスティクス委員会副委員長

九州大学大学院 経済学研究院 准教授

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1990年に九州大学工学部卒業後、大手メーカーに勤務。1995年に九州大学大学院(工学研究科建築学専攻)にて修士課程を修了、コンサルタント会社にて学術研究都市やサイエンスパークなど地域計画の立案に従事。1999年、(株)先端科学技術インキュベーションセンター(CASTI、現東大TLO)の経営に参画し、2002年まで同社取締役副社長兼COO。2003年に九州大学ビジネス・スクール助教授。同年10月から2010年まで九州大学知的財産本部技術移転グループリーダーを兼務。2005年から2010年まで総長特別補佐。2007年九州大学ビジネス・スクール准教授。また、2009年から翌年まで米国MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員、その後、九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センターの設立に参画し、2010年より同センター兼務。

 

 九州ロジスティクス活性化研究会の第5回会合を11月15日(金)にホテルセントラーザ博多にて21名の出席のもとに開催いたしました。

 

 物流子会社は親会社の経営戦略の見直しにより、近年、M&Aの対象となったり、再度親会社の機能組織に編入されるなどの動きが多く見受けられます。

 特に、大手メーカの場合、グローバル展開が急速に進むとグローバル業務を遂行するスタッフや部門を持っていない物流子会社はその行く先が不透明な状況になると言われています。

 一方、物流子会社は物流業務管理と物流センター運営に特化する方向で進んできましたが、今後は、トラックドライバー不足に起因する車両手配が困難になることが想定され、それに対応するために物流子会社において実運送の役割を担う部門を持つところが増えるのではないかとの予測もされています。

★研究会の詳細はこちら↓※会期途中のご参加も歓迎いたします!

http://jils.force.com/ShareDetail?productid=a0R10000002KmA6EAK

 

九州ロジスティクス活性化研究会

第5回会合【11月15日(金)】高田主査コメント

 11月15日(金)の九州ロジスティックス活性化研究会の第5回研究会は、(株)バンダイロジパル代表取締役社長の馬場範夫様より、「物流子会社戦略と物流品質」というテーマで講演頂きました。

 

 バンダイナムコグループにおける同社は、3PLとして位置づけられ、さらにその子会社で実運送・実倉庫業務を担う(株)ロジバルエクスプレスと役割を分担する構造となっています。興味深いのは、かつては物流子会社として自立を目指し、1992年にはJASDAQ上場を果たしていたにもかかわらず、親会社の合併に伴って上場廃止し、グループ業務に軸足を置いた経営へと変革を果たしたところです。このときに、同社の役割についてグループ内でしっかりとした議論が行われ、最終的には「上場を廃止してグループ業務に軸足を移してグループ貢献を行い、グループ各社の業界競争優位性を実現するが、同時に、受託機会を拡大し、存在意義を拡大する」という立ち位置が明確化されました。つまり、同社の"評価"の根拠が明確化され、それが親会社との間でしっかりと合意されたのです。そのため、親会社のバリューチェーンのどこを担うべきか、常に親会社と密接な情報交換や交渉を行い、グループ内機能の中で同社が受けたほうが良い業務を積極的に取り込み、グループ全体でのコスト削減で利益貢献を続けています。そのような活動の中で、例えば、物流デスクを各社に置いてグループ別物流の効率化を提案実行する、といった"共創"が行われています。

 

 ともすれば物流子会社は、 親会社やグループ全体の経営効率化や生産〜在庫管理のバッファ部分としてしか位置づけられず、結果として戦略的機能を担い得るに至らないケースがありますが、同社の場合は、グループとの積極的交渉を通じて、言わば"戦略パートナー"としての地位を獲得しており、その地位を継続するために、どのようにすればグループへの貢献が実現するかを日々考え挑戦し続けているという姿勢が鮮明です。

 

 親会社と物流子会社の関係性のあり方について考察するときの非常に良いモデルケースだとの印象を持ちました。

 

(文責 高田 仁、九州大学大学院経済学研究院)

 

◆高田 仁 氏

九州ロジスティクス活性化研究会 主査

JILS九州ロジスティクス委員会副委員長

九州大学大学院 経済学研究院 准教授

九州研究会主査.bmp

1990年に九州大学工学部卒業後、大手メーカーに勤務。1995年に九州大学大学院(工学研究科建築学専攻)にて修士課程を修了、コンサルタント会社にて学術研究都市やサイエンスパークなど地域計画の立案に従事。1999年、(株)先端科学技術インキュベーションセンター(CASTI、現東大TLO)の経営に参画し、2002年まで同社取締役副社長兼COO2003年に九州大学ビジネス・スクール助教授。同年10月から2010年まで九州大学知的財産本部技術移転グループリーダーを兼務。2005年から2010年まで総長特別補佐。2007年九州大学ビジネス・スクール准教授。また、2009年から翌年まで米国MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員、その後、九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センターの設立に参画し、2010年より同センター兼務。

当会では、2013年度物流合理化賞(物流業務部門)を受賞されました、キムラユニティー株式会社 様の、改善事例の舞台となったトヨタ自動車株式会社 様大口部品センターの現場見学会を開催いたします。

本見学会では、受賞事例のご紹介と合わせて現場を見学させていただくほか、全日本物流改善事例大会 実行委員会副委員長をお務めいただいております東京海洋大学教授の黒川 久幸 氏に、改善活動のあり方や進め方のコツ等をレクチャーしていただきます。
また、全日本物流改善事例大会への事例応募に向けたアブストラクト作成のポイント等についてもアドバイスをいただきます。

物流現場改善に取り組んでおられる関係各位の積極的なご参加をお待ちいたしております。

詳細・お申込みは下記URLをご参照ください。

九州ロジスティクス活性化研究会の第4回会合を10月25日(金)にホテルセントラーザ博多にて26名の出席のもとに開催いたしました。

 物流品質管理は各社重要施策として取り組まれております。しかも、発荷主、着荷主、物流企業の各社に独自の物流品質管理基準があり、加えて、各業種・業態のサプライチェーンの各プレイヤー(ステークホルダー)が共通価値として認識しておかなければならない品質管理基準が存在しています。

実態として、時には担当者が替わると品質判断基準や要求基準が替わると言う複雑な構造になっているのが現状です。

一部の業界ではその判断基準の違いから受け取り拒否となってしまい、余分な物流コストの発生や余計な環境負荷をかけているとの声を度々お聞きします。

 業務のスピード化や業務生産性の向上が強く求められる今日、各サプライチェーンにおいて各プレイヤーが共通価値として認識できる物流品質判断基準の設定や統一化が必要な時代を迎えていると思います。

★研究会の詳細はこちら↓※会期途中のご参加も歓迎いたします!

http://jils.force.com/ShareDetail?productid=a0R10000002KmA6EAK

  

九州ロジスティクス活性化研究会

第4回会合【10月25日(金)】高田主査コメント

 10月25日(金)の九州ロジスティクス活性化研究会の第4回研究会は、(株)ニチレイロジグループ本社 顧問の山室 達雄様より、「ニチレイロジグループにおける物流品質管理と生産性向上施策」というテーマでご講演を頂きました。

 

 元々、倉庫物流業として発足したニチレイグループの中で、同社は売上の1/3、利益の1/2を生み出す中核企業です。国内108箇所に冷蔵倉庫や物流センターを保有していますが、興味深いのは各地域で保管事業を担う地域会社を各々別会社化している点です。従って、この日のテーマである物流品質管理や生産性向上の取り組みは、グループとしての体系は持ちつつも、取り組みのかなりの部分は各地域会社の自主性に委ねられています。つまり、同社における物流品質管理は、本社が仔細にわたって決定しグループ全体・末端までが遺漏なく実行するというものではなく、全体フレームは提示されながらも、地域会社において各々のステークホルダーとの関係など実情に併せて柔軟に運用されており、そのことによって、本来の品質管理や生産性向上の目的を見失わないように注意が払われているようです。

 

 このようなマネジメントを高いレベルで実行しようとすると、やはり『人』が重要となります。よく「最後は人だ」という言葉を耳にしますが、形骸化してしまった管理システムをただただ回すだけでは、人は能力を発揮できませんし、能力向上にも結びつきません。この点で、同社のマネジメントは、全社的な方針の明確化と現場の自主性・創意工夫とがバランスよく両立されているように見受けられます。その根底には、「ニチレイロジがストップしたら、日本がストップする!」というトップの明快なメッセージに代表される、高い次元での企業ミッションの社内共有も理由としてあるようです。

 

(文責 高田 仁、九州大学大学院経済学研究院)

 

 

◆高田 仁 氏

九州ロジスティクス活性化研究会 主査

JILS九州ロジスティクス委員会副委員長

九州大学大学院 経済学研究院 准教授

九州研究会主査.bmp

1990年に九州大学工学部卒業後、大手メーカーに勤務。1995年に九州大学大学院(工学研究科建築学専攻)にて修士課程を修了、コンサルタント会社にて学術研究都市やサイエンスパークなど地域計画の立案に従事。1999年、(株)先端科学技術インキュベーションセンター(CASTI、現東大TLO)の経営に参画し、2002年まで同社取締役副社長兼COO2003年に九州大学ビジネス・スクール助教授。同年10月から2010年まで九州大学知的財産本部技術移転グループリーダーを兼務。2005年から2010年まで総長特別補佐。2007年九州大学ビジネス・スクール准教授。また、2009年から翌年まで米国MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員、その後、九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センターの設立に参画し、2010年より同センター兼務。

JILSでは、九州(福岡)にて、「ロジスティクス基礎講座」を開催しています。

このたび、第46期(福岡・2014年2月開講)の募集を開始しました。

ロジスティクス基礎講座では、ロジスティクスの概念から、ロジスティクスオペレーションの基本機能(包装・輸配送・保管・荷役・情報システム)、在庫管理、ロジスティクスコスト、ロジスティクスの課題と展望まで、ロジスティクスに関わる基礎知識を体系的に学びます。

講座の受講日数は4日間です。

詳しくは以下のページをご覧下さい。

 

★講演内容のご紹介、第2弾です!

 ロジスティクス改革に果敢に取り組む先進企業の方々を講師にお招きすることができました。

 講演会終了後には、中部支部運営委員メンバー、3名の講演者各位と参加者の皆様が交流いただく「中部ロジスティクス交流会(立食懇親会)」もございます。

 この機会を積極的にご活用くださいますよう、関係各位のご参加をお待ち申しあげております。

 

■日時:2013年10月18日(金)13:00-18:30

■会場:名古屋商工会議所(名古屋市)

 

≪ヤマト運輸様≫

「宅急便ネットワークを活用した企業間物流の顧客価値向上」

石川 幹雄氏/ヤマト運輸()  執行役員中部支社長

 

●課題認識

日本の製造業等、コスト削減は国際競争力向上のための重要な継続課題であるが、「製造コスト」「人件費」は既に限界にきており、為替も不安定な状況が続くと予想される。そんな中、コストの削減の余地が残っている最後の領域、それが「物流の改革」。

 

・メーカは製造コストを限界まで管理している一方、出荷後は物流業者任せのため、トータルコスト増となっている。

・急速なグローバル化、ボーダレス化の進展で、取引先や生産拠点が分散・複雑化し、在庫量のマネジメントを含めた「物流全体の最適化」ができていない。

・大手ECとの競争が激化する流通業も、販売機会のロスを回避するための多頻度小口調達やリードタイム短縮が必要となり、物流コストは増加傾向にある。

・震災後、BCPの観点で「在庫の分散によるリスクコントロール」の必要性が高まっている。

 

●バリュー・ネットワーキング構想

 羽田クロノゲート、厚木ゲートウェイ・沖縄国際ハブが提供する圧倒的なスピードと独自のLT・IT・FT、そしてコアコンピタンスである全国、アジアのラストワンマイルネットワークをシームレスに融合させ、物流のスピード、コスト、品質の全てを飛躍的に高める新たなソリューションの提供をスタートさせます。

 

●事業基盤改革 

?海外ネットワーク ?羽田クロノゲート 

?三河ゲートウェイ(2015年竣工予定、敷地面積約11,000坪)

 東日本・中日本・西日本を結ぶネットワークの要

 

●「物流の改革」事例

  ・通販事業者向け

  ・パーツメーカ向け

 ・第一次産業、生産者向け

  ・流通、卸業向け

  ・機械メーカ向け

  ・デジタル機器メーカ向け

  ・医療機械メーカ向け

   ★詳細・続きは、1018日(金)、講演会会場にて・・・。

 

≪ネスレ日本様≫

 「ネスレのサプライチェーン戦略と物流の安全・品質向上への取り組み」

  坂口 治夫氏/ネスレ日本()

カスタマーサービスセンター 東京センター長兼東京サプライチェーン開発室長

 

●物流の品質改善と安全の取り組み

・物流品質の問題として、このプロセスでムダにしているのは「顧客サービスレベ ル、信用、持ち戻るための運搬作業・運賃、持ち帰り処理にかかる従業員の時間、再配達にかかる作業と時間、ダメージの起きた製品」と多岐にわたり、その影響は大きい。

 

・「配送起因」が7割を超える。

品質改善をプロジェクト化し、DMAIC手法を用い問題を解決

 ゴール:2011年の配送起因持ち戻り件数をベースに75%削減

     →201212月末までに持ち戻り2件/週以下にする

★詳細・続きは、1018日(金)、講演会会場にて・・・。

 

※「事務局からのおすすめ」その1は以下よりご参照ください。

 http://www.logistics.or.jp/jils_news/2013/10/post-38.html

※TOTO様分につきましては、後日、ご案内させていただきます。

 

関係各位の積極的なご参加を心からお待ちいたしております。

その他プログラム内容の詳細・お申込は、下記URLをご参照下さい。

http://www.logistics.or.jp/propulsion/enhancement/event_tyubu.html

 

担当:中部支部 遠藤・大川

   endo@logistics.or.jp

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個人 OR 出版

個人 NOT 出版