物流技術管理士資格認定講座では、受講者同士の情報交流を促す懇親会を実施しています。多様な業種の企業が集う本講座では異業種、同業種ともに幅広い情報交換が行われます。

他社の取り組みや業務の在り方を知ることで、自社の業務を広い視野から捉え直すことができるようになります。問題発見の気付きや、新しい業務提案のきっかけを得る貴重な機会です。また、情報交流の中で育まれる人的な繋がりは、企業を超えたネットワークとして先々まで続く財産となります。

講義の中で学ぶ知識や習得する技法に並んで、様々な企業の方々との交流で得られる情報やネットワークは講座の大きな魅力となっています。

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第106期物流技術管理士資格認定講座 開講懇親会の様子

 本年6月より開講しております第103期物流技術管理士資格認定講座(大阪開催)の講義をご紹介します。

 9月3日(火)に開催された第9単元「在庫管理とSCM」の中で、株式会社ロジスティクス・コンセプト 代表で、JILSが主催する月例会形式の研究会「ロジスティクスシステム研究会」 主査の大橋 進氏より、「SCMの実務」についてご講義いただきました。

 講義の冒頭、大橋氏から「サプライチェーンを管理する上で最も重要なポイントは、サプライチェーン上の在庫を管理することであり、それが荷主企業の生命線を握っている」と、在庫の管理の重要性についてご説明いただいた後に、この「在庫を管理する」中に含まれてくる調達、生産の業務や需要予測、PSI計画、計画サイクル、在庫の見える化などについて、自動車や日用雑貨などを例にあげながら、分かりやすくご説明いただきました。

 荷主企業の物流部門においても、上記の領域等に関与しているケースは少ないかと思います。しかしながら、在庫の適正化を進める上では、これらを含めて統合的に見る部門(人材)が必要だと実感しました。また、物流企業においても、自社の業務とは無関係と考えるのではなく、荷主企業で行っている在庫管理に関する基本的な知識を習得した上で、荷主企業にあった提案を行うことが、今後ますます重要になると思いました。

 

【参考】ロジスティクスシステム研究会 年間を通じた固定メンバーで、参加者相互の事例発表、ディスカッションを中心に、専門家の解説などを通じて、経験・情報交流をはかるとともに、ヒューマンネットワークを形成する場です。今年度も5月よりスタートしております。(期中参加も受けつけております。)

http://jils.force.com/ShareDetail?productid=a0R10000000FFwpEAG

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<大橋氏>                             <講義会場風景>

 

 ロジスティクス経営士資格認定講座は、過去11期開催し、延べ123社・248名の方が資格取得され、各企業で活躍されています。
 「派遣企業の声」では、ロジスティクス経営士資格認定講座に派遣される側の立場の方から、講座への派遣目的や、ロジスティクス経営士資格取得者の活躍状況等について、ご報告いただいております。
 受講者をご派遣いただいている企業の参考になれば幸いです。

【派遣企業:日本通運株式会社】

 当社がロジスティクス経営士資格認定講座(以下、本講座)へ受講者を派遣する第一の目的はお客様へのサービス向上です。物流事業者には真にお客様が必要とされる物流サービスを提供するパートナーとしての役割が求められるため、物流体制構築の指揮権を持つ経営職こそ、正しい判断ができる人材でなくてはなりません。本講座において、さまざまな事例やケーススタディを通じてロジスティクスの戦略立案の実践力を磨くことで、営業力の強化を目指しています。

 第二の目的は、自社の経営資源に対するマネジメント力の強化です。多くの部下を従える経営職は、誰がどんな能力を持ち、どのような仕事を任せれば最大限にその人の力を引き出せるか、を日常から理解し、自ら組織を活性化させていく責任があります。本講座の組織・人事マネジメントの講座は、受講者に自身が会社から求められているもう一つの役割をアサインするよい効果となっています。

 また、本講座の受講者同士で形成する異業種間ネットワークを基盤にビジネス領域が拡大し、先進的なロジスティクスモデルを構築できるなど、副次的メリットも本講座受講の魅力の一つと言えます。

 本講座の資格取得者は、当社としても大規模な営業案件の中心人物に抜擢され、あらゆる情報リソースを活用しながら国内外でお客様のコア事業の利益向上に寄与する人材として活躍するとともに、部下にも積極的に成長の機会を与え、能力開発を促す人材育成の要を担っています。

本年7月10日より東京地区で開講しております第104期物流技術管理士資格認定講座の講義をご紹介します。
 
8月6日(火)に開催された第3単元「包装技術」の事例紹介では、日本スーパーマーケット協会 流通推進部 アドバイザーであり、第36期物流技術管理士の西村 武英氏より、「食品クレートの標準化の取り組み」についてご紹介いただきました。
 
食品クレートの標準化は、2007年「物流クレート標準化協議会」の設立以降、経済産業省の実証事業を経て、2009年より関西地区の4社で標準クレートの導入がスタートしました。6年経過した現在では、主要小売34チェーンで日量14万枚(最大)もの標準クレートが流通するまでに至っております。
 
進展のポイントは、(1)検討時の定量的な効果試算、(2)運用ルールの制定(現在、5つのガイドライン・マニュアル)、(3)運用中に発生した問題・課題に対し、地区部会において1つずつ解決していき、その内容を前述のガイドライン・マニュアルに反映してきたこと、が背景にあると考えられます。これらは、食品クレートの標準化に留まらず、共同化を進める上でも重要なポイントにも通じるものがあります。
 
また、具体的に標準クレートを導入したスーパーマーケット各社における改善取り組みをご紹介いただきました。物流部門だけではなく、取引先、仕入部門、店舗といった前後工程も含めた改善・効率化がなされていることが特徴的でした。西村氏からも「小売業の物流部門は、単に物流コスト削減だけを考えるのではなく、後工程等の効率を考えることも使命である」とお話いただきましたが、どの業種の物流部門にもあてはまる内容だと実感しました。
 
参考:日本スーパーマーケット協会 物流クレート標準化事業

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<講義風景>

当協会では日本ロジスティクス研究会との共催により、企業が物流改善の成果を発表する全日本物流改善事例大会を開催しています。発表事例の中から、特に優れた事例は「物流合理化賞」と「物流合理化努力賞」が贈られます。

4月24日に行われた全日本物流改善事例大会2013では、全国から応募された19件の改善事例が発表され、2件の「物流合理化賞」と、4件の「物流合理化努力賞」の受賞事例が決定しました。

今回、当協会の資格を取得された方の活躍として、受賞事例の内、「物流技術管理士」「物流現場改善士」の方が発表した3件の受賞事例の詳細をご紹介します。
(機関誌「ロジスティクスシステム」 6・7月号掲載)

<物流合理化賞>
  (株)エィ・ダブリュ・サービス 牧 克行 氏 (物流技術管理士 第69期)

<物流合理化努力賞>
  (株)オカムラ物流 飯田 健司 氏 (物流技術管理士 第74期/物流現場改善士 第1期)
  コクヨサプライロジスティクス(株) 有西 講平 氏 (物流技術管理士 第95期)

物流合理化賞の受賞企業一覧はこちらをご覧ください。

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全日本物流改善事例大会 発表会場              物流合理化賞 表彰式

現在開講中の第4期物流現場改善士資格認定講座の講義をご紹介します。

物流現場改善士資格認定講座は、現状把握、改善企画、改善実行、評価・定着の4つの力をベースとする「改善実践力」を習得し、物流現場改善を、データを活用して実践する、物流現場改善リーダーを育成する専門講座です。

講義では実践的な物流現場改善リーダーを育成するため、ある作業工程を改善するグループ演習を取り入れています。ストップウォッチを片手に作業時間の計測を行ない、データに基づいた分析結果から改善施策の立案と実践をすることで、現場改善のノウハウを身につけます。

【作業測定から改善結果発表までの様子】
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グループ演習を指導する成蹊大学 渡邉教授(右)       ストップウォッチを用いた作業時間測定
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測定結果を元に作業改善の施策を検討             改善施策の実施結果を発表

7月下旬よりロジスティクス経営士資格認定講座の受講者募集を開始しました。

ロジスティクス経営士資格認定講座は、戦略立案能力、問題解決力、リーダーシップ、分析力を習得し、ロジスティクスの役割を経営の視点から捉え、ロジスティクス改革を計画、実行するロジスティクスの経営幹部を育成する専門講座です。

ロジスティクス経営士は、日本ロジスティクスシステム協会の資格制度における最上位の資格に位置付けられ、本講座はロジスティクス関連の実務経験が5年程度ある、部長職クラスまたは部長職候補、ならびに幹部候補。物流技術管理士または国際物流管理士の資格取得後、実務を3年以上経験した幹部候補の方を対象としています。

12期目となる2013年度は2013年10月10日 - 2014年3月20日(全14日間)にて開催します。

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