JILSでは、ロジスティクス推進に向けて、顕著な努力と優れた実績を
あげたと認められる企業・機関・団体を表彰する「ロジスティクス大賞」を
設けております。
本大賞は、優れた実績、成果を顕彰し、ロジスティクスの社会的浸透と
ロジスティクス部門および関係者の意識高揚を図ることを目的として
1984年に創設され、今回で第30回を迎えました。

ノミネート委員会および選考委員会による厳正なる審査の結果、
本年度は下記の通りロジスティクス大賞および特別賞が決定いたしました。

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■2013年度ロジスティクス大賞・特別賞 受賞事例一覧
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●2013年度ロジスティクス大賞 
受賞企業:TGロジスティクス(株)
受賞テーマ:
「自動車部品の納入物流における「ジャストインタイム」と「満載積載」の両立
―独自の物流方式による輸送効率と物流荷役効率の極限追求―」
受賞事由:
膨大な品目を分単位の正確さでかつ在庫を極力もたない荷主と顧客双方の
生産体制における要求に応えるべく、改善努力を積み重ね、新たな発想に
基づいた新物流拠点を実現した。ストック機能をメインとした既存拠点に
新たにクロスドック機能の発想を取り入れたことで、「ジャストインタイム」
と「満載効率」の両立に加え、拠点集約による構内スペースの大幅な
有効活用や品質の向上、さらに効率的な人員配置体制の実現といった成果を
生みだし、荷主と顧客との連携によるムリ、ムダ、ムラを排除した
全体最適を実現した点が評価された。

●2013年度ロジスティクス大賞 経営革新賞
受賞企業:大塚倉庫(株)
受賞テーマ: 
「「やめるべきこと」を決めることから始まった。
営業方針を転換することで実現する、収益率アップと顧客満足の向上」
受賞事由:
物流の効率を顧みない外販拡大の結果、物流現場は作業負荷の増加に
苦しみ利益は少ない、という現状を打破すべく、全社体制による
経営改革に取り組み、「選択と集中」というアプローチのもと
「やめるべきこと」を具体的に抽出した。その中で、ベースカーゴの
夏と冬の出荷波動に着眼し、積載効率が高まる重量物と軽量物の
組み合わせが可能で、納品先が一致する企業に焦点を絞った。
顧客別戦略シートに基づくID営業に徹することで営業効率をすすめ、
2年で外販売上50%を達成、利益率も大幅に向上させた点が評価された。

●2013年度ロジスティクス大賞 物流革新賞
受賞企業:(株)丸和運輸機関
受賞テーマ:
「3PL企業によるドラッグストアのサプライチェーンにおける
返品業務効率化」
受賞事由:
社会的、経済的に不利益を生みだしている返品物流に敢えて着眼し、
サプライチェーン全体で集約化、さらに小売間での共同化を推進する
ことにより、それらの返品業務を請け負う返品センター運営という
新たなビジネスモデルを創造し、構築した。小売、卸売業内に存在する
様々なルールの一本化や、信頼関係の構築等、組織の壁を打ち破る努力が
なされた結果、返品業務の効率化だけでなく、顧客の経営資源を販売業務に
集中させることに貢献し、社会的経済的にも不利益の源泉となっている
返品そのものを削減する効果を生みだした点が評価された。

※ロジスティクス大賞の概要・過去の受賞事例一覧は下記URLご参照ください。

当協会では、今年6月に、2020年に向けたロジスティクスのビジョンをまとめた書籍「これからのロジスティクス」を発売しましたが、初版分が完売しましたので、このたび増刷しました。


近々店頭にも並びますので、少々お待ちください。

なお、価格は1600円+税と、印刷費相当の安価な設定としております。

なお、本書籍では、人口減少や製造業の海外移転により物流量の減少が続くこれからの日本で、企業が取り組むべき課題を幅広く整理しました(つもりです)。

その内容は50項目の「指針」として整理しています。
従来から指摘されてきた課題も多いですが、執筆者各位の協力のもと、踏み込んで提言したところもあります。
たとえば、次のような項目です。

 ◇指針3:需給調整はロジスティクス部門に集約へ
 ◇指針4:調達物流は販売物流と一体管理を
 ◇指針13:返品、在庫責任、費用負担等のルール明確化
 ◇指針16:国内と海外の(ロジスティクスの)一体的管理へ
 ◇指針17:(日本における)ローカルな業務プロセスのグローバル標準への統合化
 ◇指針20:グローバル化に対応した物流ネットワークの見直し(在庫拠点のグローバル統合化等)
 ◇指針26:人口減少社会を見据えた適正規模の物流へ
 ◇指針32:職場環境の改善で人材難に対応を
 ◇指針42:輸送分野での環境負荷削減(エネルギー需給構造転換への対応を含む)
 ◇指針47:在庫など会計情報の正確性を確保するための取り組み

なお、ほぼ同じタイミングで国の物流施策大綱も公表されています。こちらと比較していただいても、視点の違いが分かって興味深いかと思います。


これからの10年は、国際的な物流環境の変化がより明らかになってくると思われますので、参考としていただければ幸いです。

(担当:JILS総研)
 JILSでは、「ロジスティクスコンセプト2020」で中長期的なロジスティクス・ビジョンをお示ししていますが、「コンセプト」を踏まえ、ロジスティクス関係者が今後、2020年に向けて取り組むべき方向性をより詳しく解説した書籍を作成しました。
 ご活用いただければ幸いです。


 本書籍の作成にあたっては、ワーキンググループを設置して執筆を行いました。
 ワーキンググループのメンバーは以下の方々です。この場を借りて御礼申し上げます。

 東京都市大学 環境情報学部 教授 増井忠幸
 流通経済大学 流通情報学部 教授 林克彦
 日通総合研究所 顧問 長谷川雅行
 坂技術士事務所 代表 坂直登 (順不同、敬称略。執筆時点のお役職です) 

大手書店でも取り扱っています。
 紀伊国屋、丸善、ジュンク堂、三省堂 など

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